侍ジャパン選考「すごく議論になった」スペシャリストの扱い

 東京五輪野球日本代表内定選手発表会見で青柳と岩崎について話す侍ジャパン・稲葉監督(撮影・西岡正)
 東京五輪野球日本代表内定選手発表会見で青柳の選出を発表する侍ジャパン・稲葉監督(撮影・西岡正)
 東京五輪野球日本代表内定選手発表会見で岩崎の選出を発表する侍ジャパン・稲葉監督(撮影・西岡正)
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 東京五輪に参加する男子野球日本代表「侍ジャパン」代表内定24選手が16日、都内ホテルで発表された。

 会見に出席した稲葉監督は「目標は金メダル。その目標を達成するために24人に声をかけました」と語り、「(登録)24人の中で投手、捕手、野手を何人いれるか。そこを悩んだ」と明かした。

 19年に行われたプレミア12で活躍した代走の切り札として活躍した周東、左キラーの嘉弥真らは外れた。一発勝負の戦いでも生きるスペシャリストの選考について問われた指揮官は「スピードをもった選手、スチールを含めてできる選手がいますので、このメンバーにしました。スペシャリストというのは24人の枠、野手は13人という枠の中で、夏場の大変な暑いなかでの体力もありますし、スペシャリストだけで集められるのかというのはすごく議論になったんですが、このメンバーのなかで、プレミアでスペシャリストと言われる(選手の)部分は補っていけると思っています」とうなずいた。

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