オリックスが3A4割首位打者を獲得へ 右打ち一塁手、ドジャース傘下所属のラベロ

 オリックスが新外国人候補としてドジャース傘下3Aのランベル・ラベロ内野手(29)の獲得に乗り出していることが15日、分かった。

 ラベロはキューバ出身の右打ちの一塁手。メジャー経験は74試合ながら、マイナー通算896試合で打率・302、70本塁打、509打点と高いコンタクト率が特徴。今季は3Aの西地区で打率・407で首位打者に立ち、8本塁打、27打点を記録している。

 オリックスは現在パ3位。交流戦優勝で波に乗り首位・楽天に2ゲーム差まで迫った。チーム打率・256はリーグトップタイ。外国人野手はモヤは安定しているものの、ジョーンズ、ロメロは故障がち。ラベロが獲得できれば打線にさらなる厚みを加えられる。

 ラベロについてMLB公式サイトは「ドジャースがNPBのあるチームにマイナー契約を譲渡した」として報じており、今後、細部の交渉がまとまれば契約合意に至るとみられる。獲得となれば25年ぶりの悲願へ向けて後半戦の秘密兵器として期待がかかる。

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