NPB年俸調査 阪神は今季平均年俸25・3%減で11位

 日本プロ野球選手会は14日、外国人選手を除く加入選手を対象とした年俸調査結果を発表した。セ・リーグ首位の阪神は支配下選手の今季平均年俸が前年比25・3%減の2886万円で11位。昨オフに減額制限を超えた選手、ベテラン選手の退団が多かったことなどが要因とみられる。

 ソフトバンクが6932万円で2年連続12球団トップ。2位は6587万円で巨人、3位の楽天は球団史上最高の5887万円。11年ぶり交流戦優勝のオリックスが2640万円で12位だった。

 昨季はコロナ禍による試合数減少、無観客試合などもあったが大幅な年俸減少にはならなかった。今季に関しても選手会・森事務局長は「今年は143試合。その試合数で評価してくれることをお願いしていく」とした。

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