楽天・田中将、2被弾で6戦連続未勝利 5戦連続QSもリードを許した状態で降板

 6回、佐藤輝(手前)にソロを許す田中将(撮影・田中太一)
 6回、佐藤輝に右越えソロを打たれる田中将(撮影・飯室逸平)
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 「楽天-阪神」(12日、楽天生命パーク宮城)

 楽天の先発・田中将大投手が7回5安打3失点、109球で降板した。これで5戦連続クオリティースタートをクリアしたが、6戦連続未勝利となった。

 序盤はパーフェクトピッチングを見せた。左打者にはインコースを丁寧に突いていき、アウトを重ねていった。

 しかし、四回2死で迎えたマルテに対して、2-2と追い込んでから投じた7球目、外角低めの直球をボールと判定された。捕手・太田の構えたところに完璧に制球され、右腕もベンチへと戻り掛けていただけに苦笑いを浮かべるしかなかった。その次の球は内角に外れ、四球でこの日初めての走者を許した。

 続く、大山に対しては2球目の直球を右翼スタンドに運ばれ、先制の2ランとされた。

 五回は1死から小深田の悪送球などもあって、2死一、三塁のピンチを招くも、ここは捕手・太田が中野の二盗を刺し、無失点で切り抜けた。

 六回には佐藤輝に右翼へソロを被弾した。

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