オリックス 交流戦首位タイ!T-岡田4年ぶり4番弾 巨人に2勝1分けで5割復帰
「オリックス6-0巨人」(10日、京セラドーム大阪)
オリックスが4月1日以来の5割復帰。9度目の挑戦でようやく壁を一つ越えた。
チームが苦しい中、勝利へ導いたのは4番・T-岡田のバットだった。3点リードの五回1死一、二塁で高橋のスライダーを右翼5階席まで運ぶ特大の3ラン。これが17年5月27日・ロッテ戦以来、4年ぶり42本目となる4番弾となった。
「完ぺきでした。お客さんが入った中でいい試合がでてきて良かった。いろいろ大変なご時世なんで少しは元気というか笑顔というか、そういうものを届けることができたかなと思います」
初回に3点を先制しながら両軍無得点が続いていただけに値千金の追加点となった。
これで楽天と並んで2018年以来となる交流戦首位に立った。前回優勝の2010年にはMVPに輝いた交流戦男。ここまで打率・395、3本塁打、11打点と今年も好調だ。
そして5割。過去8度の挑戦では6敗2分けとはね返されてきた。中嶋監督は「うれしいけど、目指しているところはそこじゃない。貯金をしていく方にまわりたい」と18年以来、3年ぶりとなる貯金へ視線を向けた。
11日からは交流戦最後となる広島3連戦。4カード連続勝ち越しの勢いで11年ぶりの交流戦優勝へ突き進む。