高校野球・神奈川大会 ブラスバンドの応援は禁止 でも有観客での開催を目指す方向
第103回全国高校野球選手権神奈川大会(7月10日開幕)の組み合わせ抽選会が5日、横浜市内で行われた。7月12日のサーティーフォー保土ケ谷での第1試合では、慶応-桐蔭学園の名門校対決がいきなり実現。今春センバツ王者の東海大相模は同13日の同球場第1試合で、関東学院六浦と上矢部の勝者との初戦となった。
同大会の応援については、新型コロナウイルス感染拡大の観点から拍手のみとなる。2日に日本高野連から発表された地方大会のガイドラインではブラスバンドがOKとなっていたが、吹奏楽部の入場は禁止。同連盟の榊原秀樹専務理事は「一般生徒を球場に送り込むのはちょっと(難しい)」と苦渋の判断と説明した。
有観客での開催準備を進めており、入場券も一般兼800円、生徒券300円と従来よりも値上げされる予定となっている。また開催費用を集めるため、クラウドファンディングを実施する。目標金額は500万円で、1口1000円から。