楽天・石井監督 V打の岡島を「野球IQ高い」と称賛 首位に0・5差再接近
「楽天5-1DeNA」(30日、楽天生命パーク宮城)
楽天が同点の七回に岡島の2点適時三塁打で勝ち越し逃げ切った。これで首位・ソフトバンクに0・5差に再び肉薄。石井監督は「期待通りに岡島がフィニッシュを決めてくれたと思います」と5月を月間打率・398で終えた、絶好調の31歳を褒めたたえた。
1-1の七回2死二、三塁で岡島が捉えた打球は右翼線方向へ抜けた。走者二人が生還し、岡島も三塁へ到達。塁上でガッツポーズを見せた。この3連戦、13打数8安打の大暴れを見せた岡島に指揮官は「結果がすごくよく出ているのでいいけど、それよりも野球を知っていて、状況判断ができる選手。ここでバットに当ててなんとかするとか、ゴロを転がしたりとか、本当に野球IQの高い選手だと思っています」と目を細めた。
先発・早川は5安打1失点ながら、六回1死二塁とされたところで降板。早めの継投に至ったことについては「“結果論信者”の餌食にならなくてよかったです。(2番手の)安楽が、走者がいる場面でもゴロを打たせたり、いろいろな投球ができるようになってきたので、すごく助かります」と左腕の後を受けて1死一、三塁のピンチを作るも無失点で切り抜けた2番手・安楽をたたえた。