ロッテ・佐々木朗 ファームの経験は財産「精神的に強くなった」

 「阪神4-6ロッテ」(27日、甲子園球場)

 憧れ続けた聖地でのプロ初勝利。ロッテ・佐々木朗はバンザイをして両手をたたいた。「うれしいです。高校時代は来れなかったけど、そういうところで投げることができて、勝つことができてよかった。甲子園は投げやすかったです」。5回を7安打4失点(自責3)。ウイニングボールを手に、19歳らしい笑みを浮かべた。

  ◇  ◇

 2年目を迎えた佐々木朗だが、今も“ルーキーの心境”で日々、練習に取り組んでいる。昨年は2軍選手でありながら、1軍に帯同し、投手コーチらと体づくりに励んできた。

 今年はイースタン・リーグ公式戦に初めて帯同。全てが新鮮な気持ちで日々を過ごした。先発登板のない日は、チームの若手ルールでスコア付け、配球チャート付け、ボール運びなど、ほかの若手同様に準備作業をこなした。昨年まではある意味特別扱いだったが、今年は一選手として横一線での戦いを勝ち抜き、今がある。

 「精神的な部分で強くなったのかなと。1年目よりも2年目のほうが落ち着きがあると思います」と、自身も精神面の成長を感じている。ファームでの経験は大きな財産となった。(デイリースポーツ・ロッテ担当・水足丈夫)

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