緊急事態の西武は広島と引き分け 源田が試合前に新型コロナ陽性、控え野手2人の中

1回西武1死満塁、山川が左中間に先制の2点二塁打を放つ。捕手坂倉=マツダ
2回西武1死、若林が左越えに本塁打を放つ。捕手坂倉=マツダ
先発し力投する西武・ダーモディ=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島4-4西武」(27日、マツダスタジアム)

 西武は、試合直前に源田の新型コロナウイルス陽性が判明する緊急事態の中、交流戦今季初戦を迎え、広島と引き分けた。

 源田との接触から濃厚接触の疑いがあるとの球団独自の判断で、先発予定だったニールや、金子ら源田を含め、合計8選手がベンチを外れた。野手の控えは2人という状況で、急きょ先発はダーモディが登板した。

 初回に山川の2点タイムリーなどで3得点、二回にも若林の2号ソロが出てリードを広げたが、六回に安部のタイムリーなどで2点を献上。七回には坂倉の犠飛で同点に追いつかれた。

 九回は開幕から無失点を続ける広島抑えのルーキー・栗林から栗山が中前打を放ったが、1死一塁から山川、呉が連続三振と得点はならなかった。

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