関学大 28年ぶり春制覇!エース黒原が三振締め OB本荘監督「気持ちよかった」

 優勝の瞬間、歓喜の輪を作る関学大ナイン
 監督を胴上げする関学大ナイン
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 「関西学生野球、関学大3-1京大」(25日、わかさスタジアム京都)

 2回戦2試合と3回戦1試合が行われ、関大と近大は延長11回タイブレークの末10-10、同大と立命大は連盟規定により9回打ち切りで3-3と、それぞれ引き分けに終わった。関学大は京大に3-1で勝利し、2013年秋以来15度目(旧リーグを含む)のリーグ制覇を果たした。関学大は6月7日に開幕する全日本大学野球選手権大会に出場する。

 関学大が接戦を制し、春の優勝はOBの本荘雅章監督(50)が4年生だった1993年以来28年ぶりとなる。試合後高々と宙に舞った指揮官。「気持ちよかったです」と満面の笑みを見せた。

 2点リードで迎えた九回2死。指揮官は「頼むでエース」とお尻をたたき、絶対的エース・黒原拓未投手(4年・智弁和歌山)を送り出した。帽子を落としながらの全力投球。最後は得意のチェンジアップで空振り三振に斬り、笑顔で人さし指を突き上げた。

 「最後のマウンドに上げてもらって感謝したい」と歓喜の輪の余韻をかみしめた黒原。指揮官は「連盟の代表として戦っていきたい」と敗れたチームの想いを背負い、全国での躍動を誓った。

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