ヤクルト・サイスニード 虎狩り最終兵器ハンター右腕「勝つチャンスは当然あるよ」

 ヤクルトのサイスニード投手(28)=前アストロズ=が17日、虎狩りを誓った。甲子園室内での指名練習後、来日初勝利を目指す相手が猛虎打線だと知らされると「イエス、虎退治!!」。狩りは趣味&特技、専売特許だ。

 アメリカ出身の長身右腕は、取材を終えるとすぐさま携帯電話を取りだした。「皆さんにも写真を見せるよ!!」。チームメートとの交流“材料”でもあるのは、夫人の故郷であるアラスカの山々や家の周りにいるという「ムース」という巨大動物の写真。「防犯カメラに写ってたりするんだ」と笑った。

 父が幼い頃からアーチェリー店を経営していたこともあり、狩猟は必然の趣味になった。ムースは680キロの巨体であることを明かし、「基本的には全部食べる。オイシイ」とにっこり。巨大な猛獣とも戦ってきた助っ人が、今度は虎を狩る。

 来日初先発となった9日は4回0/3を5安打3失点で降板。「完璧を求めすぎて、力んでしまった」と反省する。だからこそテーマに掲げるのは、「自分を取り戻すこと」だ。

 阪神打線は映像で何度も確認済みだといい、この日の夜から決戦まで再度チェックする予定だという。「自分がしっかりとした投球ができれば、勝つチャンスは当然あるよ」。首位・阪神撃破へ。まずはハンター・サイスニードが先陣を切る。

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