日本ハム・栗山監督 王に「ナイスですね、ボーロン」先発加藤には「加藤さまさま」
「日本ハム2-1オリックス」(12日、東京ドーム)
日本ハムが接戦を制し、連敗を2で止めた。
先発の加藤は、打たせて取る投球で初回からテンポよくアウトを重ね7回4安打無失点と好投。3勝目を挙げた。2点リードの七回には、1死一、二塁のピンチを招いたが、伏見、紅林の後続をしっかりと抑えた。
八回には2番手のB・ロドリゲスが代打のT-岡田にソロ本塁打を被弾。1点差に迫られたが、堀の救援もあり2点目はしのいだ。
九回は、4月28日以来の登板となった杉浦が2死から連続四球を出したが、最後は宗を中飛に打ち取り8セーブ目を挙げた。
打線は相手先発の山本の前に苦戦したが、少ないチャンスをものにした。二回に、王柏融が1号ソロで先制。七回にも二塁打で出塁すると、大田が適時打を放った。
栗山監督は、2得点に絡んだ王柏融について「2つとも素晴らしかった。ナイスですね。本当にボーロンらしくなってきた」と上機嫌。一方で「もっと打つと思うよ」と期待を込めた。
先発の加藤については「丁寧に本当に素晴らしいピッチングをしてくれた。加藤さまさまです」と手放しで褒めたたえた。


