オリックス・中嶋監督 5割復帰お預けも「最下位から始まったチャレンジャー」

 7回、投手交代を主審に伝えた中嶋監督(撮影・伊藤笙子)
 7回途中で降板した山本(撮影・伊藤笙子)
 7回、右越え2ランを放った森(撮影・伊藤笙子)
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 「西武6-2オリックス」(5日、メットライフドーム)

 5割復帰を目指した試合だったが、頼みの山本が序盤から失点を重ね、打線も今井を打ち崩せなかった。

 中嶋聡監督は今井について「かなりの投手になっている。なかなか打ち崩せなかったですね」と振り返った。

 先発の山本は七回途中5失点(自責2)、自己ワーストの被安打10と不調だった。

 「要所のところで中に入っていた感じかな。カットとかも浮いたりとかコントロールできてない感じもあった。調子自体は悪くなかった。コントロールの部分が」

 この試合では安達を2015年以来となる二塁の守備に就かせた。

 「試しているわけではなくコーチ陣とも話しましたけど、最下位から始まったチャレンジャーですので。いろんなことをしていかないといけないですし、最適かなと思ってやりました」

 9連戦は1試合が緊急事態宣言の影響で延期となり、3勝2敗3分けに終わった。

 「調子自体は本当に全然悪いと思っていない。まだまだ(調子を)上げていける選手がいると思いますし、ちょっとモヤが心配かな。あの辺のところでつながったらもっとうまくなるだろうなと思っています」

 休養日を挟んで7日からロッテ3連戦(ZOZOマリンスタジアム)に向かう。

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