楽天・マー君 ピンチに吠えた!6回5安打6三振無失点で2勝目の権利

 5回、ロッテ・中村奨を遊ゴロに打ち取り、ほえる田中将(撮影・高石航平)
 1回、荻野に対してボールを投げ込む田中将(撮影・高石航平)
 力投する田中将(撮影・高石航平)
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 「楽天-ロッテ」(1日、楽天生命パーク宮城)

 楽天・田中将大投手が今季3試合目の先発。6回106球を投げて5安打されながら6三振を奪う力投で無失点。2勝目の権利を手に降板した。

 二回までに49球を要したものの、再三走者を許しながら、ホームは踏ませなかった。二回1死一、二塁から岡、江村を連続三振。三回は無死二塁から、マーティン、中村奨、安田を退けた。五回2死二、三塁のピンチには、思わず声が漏れるほど力のこもった投球で中村奨を遊ゴロに打ち取った。

 六回2死一塁でヤンキーズ時代の同僚でもあったエチェバリアに対しては、直球を多投。声を出しながらの投球。最後は132キロのスライダーで空振り三振に仕留めた。

 打線は三回に浅村の左前適時打で先制。四回には岡島の2号右越え2ランで加点。田中将を援護した。

 右腕は今季初の100球超えとなる106球を投げ抜き、最速は149キロだった。

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