オリックス・ディクソン来日絶望的 緊急事態宣言で家族ビザ取得困難
オリックスのブランドン・ディクソン投手(36)の来日が絶望的であることが29日、分かった。球団関係者は「もう、今年は難しいと思う。東京、大阪に緊急事態宣言が出ている中で、(家族の)ビザ取得は難しい」と悲観的な見方を明かした。
ディクソンは球団外国人投手としては最長となる9年目。昨年は新型コロナウイルスの影響で、単身で1年間プレーしたことから、今年は家族との来日を強く希望していた。ところが、コロナ禍で日本政府が新規のビザ発給を停止しており、家族の来日は困難な状況となった。
オリックス一筋で通算49勝58敗34セーブ。順調にいけば、今季中に国内FA権を取得し、来季からは外国人枠を外れるはずだったが、今季中にその勇姿を見ることは難しい情勢だ。