楽天・則本昂 圧巻8回0封!VSオリックス・山本とスコアレスドロー

 「オリックス0-0楽天」(28日、京セラドーム大阪)

 息詰まる投手戦を演出した。楽天・則本昂が8回2安打無失点の熱投。打線が無得点に終わってスコアレスの引き分けに終わったものの、「勝ちきりたかったのは事実ではありますけど、負けなかったことがよかったかな」と前を向いた。

 全てを出し切った。序盤からアクセル全開の攻めたピッチングを披露。「今日は相手が山本君だったので、シビアな戦いになると思っていた。その覚悟を持って今日はマウンドに登った」。直球は今季最速の156キロをマーク。八回先頭の伏見を外角のストレートで見逃し三振に斬ると、右腕の雄たけびが無観客の京セラドームにこだました。

 完投が見えた八回終了後、体力的に「ちょっと限界です」と小山投手コーチに打ち明けて降板。それでも石井監督は「闘争心ってところもしっかり持って投げてくれていた」と褒め称えた。チームは2戦連続の引き分けとなったが、首位をキープ。背番号14が見せた気迫の98球は勝利と同等の価値があった。

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