オリックス ラオウ決めたサヨナラ打!九回2死、T-岡田の同点打から3点差大逆転
「オリックス7-6西武」(22日、京セラドーム大阪)
今季初のサヨナラ勝ち。ウオーターシャワーの中、ヒーローのラオウことオリックス・杉本と同点三塁打のT-岡田が抱き合って喜びを表した。
3点を追う九回。宗、吉田正の連打で一、二塁。安達、モヤ倒れて2死。ここで中嶋監督が動く。代打・ジョーンズ、一塁の代走に小田を送った。ジョーンズは三ゴロで万事休すと思われたが、佐藤の二塁への送球が一度はアウトと宣告されながら、リクエストで判定が覆った。
この絶好機にT-岡田は粘って7球目、増田の149キロを右翼フェンス直撃の同点三塁打。これで得点圏は10打数6安打の打率・600、10打点という驚異的な勝負強さだ。
最後は杉本。追い込まれながら三遊間を破る自身プロ初のサヨナラ打にした。
「アクエリアスでべたべたなんですけど、めちゃくちゃ気持ちいいです。最高ですね。野球やってて良かったと思います」
実はこの2人、つながっている。13日・ソフトバンク戦から杉本がT-岡田の香水を勝手に使ってから7試合連続安打。T-岡田は「“今日は僕の使ってください”って(言われて)3安打でした」と笑った。
これで2年ぶりとなる同一カード3連勝。中嶋監督は「まだまだ。気を引き締めてやっていきます」と気合を入れ直した。