オリ・中嶋監督は連勝に「みんなうまくなってきている」
「オリックス4-2西武」(21日、京セラドーム大阪)
オリックスは六回に逆転を許すが、その裏、それまで苦戦していた今井の151キロをジョーンズが右中間にはじき返す適時二塁打で同点に追いつき、七回に宗の2ランで勝ち越し。連勝で6カードぶりの勝ち越しを決めた。
中嶋聡監督はジョーンズについて「(今井を)なんとかしないとと思ってるんですけど。非常に的が絞りづらい難しい投手でした。(ジョーンズが)なんとか一発で仕留めてくれたんで良かったですね。151キロを打った?そのぐらいのことできる打者なんでね。変に大振りしないであそこ(右中間)の方向に打ってくれたらもっともっと率も上がるでしょうし、調子も上がってくると思う。あそこの方向を続けてもらいたいですね」
この一打をきっかけにジョーンズの復調に期待した。決勝弾の宗については「調子は悪くないんですよね。ずっといいなと見ていて。いい当たりを捕られたり数字的には良くなかったかも知れないですけど守備もそうですし、いい仕事しているなとみてました」。
宗は守備でも好プレーを見せるなど山本を援護。
「エラーの数とかもありますけど、みんなうまくなってきているなと思いますし。あとは気の抜けたプレーに見えるミスだけはやめてほしいなと思うだけです」
2年ぶりに復帰のロメロがウエスタン・広島戦で実戦初出場した。
「3タコやん。出れて良かったですし、実戦感覚は半年以上あいているので。いろいろあると思うので突貫工事でやったらどっかでひずみが来る。ケガされたら1番困る。いてもらわないといけない選手。急かさずにと言いながらも急かして(笑)」
今季2度目の連勝。徐々にチーム状態も上向いてきた。