ロッテ・安田 ミス帳消し弾!起死回生の3号同点3ラン
「オリックス3-3ロッテ」(16日、京セラドーム大阪)
エラーを帳消しにする一発に、ロッテ・安田は一塁を回り右拳を力強く握り締めた。八回、起死回生の3号同点3ラン。引き分けに持ち込み「取り返すしかなかった。二木さんに迷惑をかけてしまったので、打てて良かった」と声を上ずらせた。
名誉挽回に燃えていた。1点を追う七回の守備。先頭の頓宮のなんでもないゴロが手につかず、出塁を許した。ここから二木が2失点。青ざめた表情でベンチへ戻ったが、直後の八回の打席だ。1死一、二塁。漆原の初球カーブを、ものの見事に捉え右翼席へ。リーグ単独トップの18打点目をマークした。
開幕5連敗も徐々に盛り返し、今季初の勝率5割まであと1勝。井口監督は「いいところで4番の仕事をしてくれた」と主砲の活躍に目を細めた。