「オリックス１－２日本ハム」（９日、京セラドーム大阪）

　オリックスが４安打に終わり、球団ワーストを更新する開幕から１３試合連続２桁安打なしという不名誉な記録を樹立。チームも逆転負けを喫し５割復帰を逃した。

　１－０とリードして迎えた八回、３番手平野が登板。安打と野選などで２死一、三塁のピンチを招き、浅間に逆転適時二塁打を浴びた。

　打線は日本ハム先発・金子の前に沈黙。四回１死まで無安打。そこから大城のセーフティーバントでこの日チーム初安打を記録。六回、無死から宗が中前打を放ち、この日初めて外野に飛んだ安打を放つという低空飛行だった。

　０－０で迎えた七回、無死から吉田正の四球から１死二塁とし、Ｔ－岡田が右中間に先制二塁打。外角高めのチェンジアップに体を泳がされながらもバットを残して芯で捉えた。だが、その後の１死満塁の好機には３番手・堀の前に宗が見逃し三振、太田が投ゴロに倒れ、加点できなかったことが響いた。

　先発・山岡は６回４安打無失点の好投も報われなかった。