プロ注目の修徳・床枝が15Kで初完投初完封 視察の日本ハム・多田野スカウト評価

「春季高校野球東京大会・1回戦、修徳3-0城西」(3日、江戸川球場)

 プロ注目で最速145キロ右腕の修徳・床枝(とこえだ)魁斗投手(3年)が公式戦初完投初完封で春の初戦を飾った。最速は日本ハムの計測で自己最速にあと1キロと迫る144キロ。スライダーも要所でキレが鋭く、散発の4安打で毎回の15奪三振と圧倒した。

 「自分の納得するボールはあんまりいっていなくて」と調子はあまりよくない中で、三振の山を築いた。特にピンチの場面ではギアチェンジ。この日は得点圏に走者を4度置いたが、いずれも最後は三振で切り抜けた。

 昨秋の東京大会は日本ハム・清宮の弟である福太郎内野手(3年)擁する早実と1回戦で激突し、2-9で敗れた。先発した床枝は七回途中9失点KO。「ピンチの場面でチームを救えるピッチング」を胸に、一冬越えた成長を示した。

 「バッティングはあまり意識していない」と言いつつ、4番として初回2死三塁では左翼へ豪快な先制アーチを放り込んだ。まさに大黒柱の活躍。視察した日本ハム・多田野スカウトは「9回をトータルで考えている」とエースらしい投球を評価した。

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