センバツ大会最遅&令和1号で東海大菅生 初戦突破 鈴木悠が公式戦初打席初本塁打

 「選抜高校野球・1回戦、東海大菅生4-3聖カタリナ学園」(24日、甲子園球場)

 やっと飛び出した。東海大菅生(東京)の鈴木悠平外野手(2年)が、二回無死で左翼ポール際へ大会1号の先制ソロ。今大会通算13試合目での初アーチは、1993年の9試合を超えて、金属バット採用(センバツは75年)以降で最も遅い。昨年はセンバツが中止となっており、令和1号のメモリアル弾でもあった。

 ラッキーボーイの座を射止めたのは背番号17。公式戦初打席初本塁打で大会史に名を刻んだ。「1号にこだわってきた。うれしい」。同校のセンバツ初勝利へ導く決勝弾となり、喜びは倍増した。

 後輩の活躍に、先輩も奮起。三回1死一塁は千田光一郎外野手(3年)が大会通算800号となる2ラン。「1号を狙っていた」と頭をかいたが、「鈴木が打った情報共有し、自分の一打につながった」。春1勝の喜びをかみ締めた。

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