DeNAを昨季限りで自由契約となっていた石川雄洋内野手(34)が21日、横浜市内で引退記者会見を開き「16年間、精いっぱいやってきたので、悔しいイメージよりは感謝の気持ちが大きい。解放された感じがする」と思いを語った。
現役続行を目指して練習を続けていたが「開幕の1週間ぐらい前が期限と決めていた」と言う。DeNAが球団を買収した2012年に初代キャプテンを務めるなどチームを引っ張ってきた。「全然お客さんが入らない時や負けが込んだ時、つらい時期も経験したが、みんなでどうすれば勝てるか相談してやっていたことが印象深い」と振り返った。