東海大甲府の若山は号泣 11回を123球で完投も無念「自分が悪い」

延長11回完投も報われず、涙する東海大甲府・若山(撮影・伊藤笙子)
1回、東海大甲府・大塚を三直に打ち取り、雄たけびを上げる東海大甲府・若山=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「選抜高校野球・1回戦、東海大相模3-1東海大甲府」(20日、甲子園球場)

 センバツ史上初の「東海大」対決は延長十一回、東海大相模が1点を勝ち越して熱戦にケリを付けた。東海大甲府のエース・若山恵斗投手(3年)は、123球の熱投も実らず試合後は号泣。無念の完投負けとなった。

 村中秀人監督が「私の中では2-0で勝っていた試合」と振り返ったように、まさかのミスが勝敗を分けた。0-0で迎えた七回、1死から連打で一、二塁とされ、続く加藤勇哉外野手(3年)の二ゴロで、2死二、三塁のピンチを背負った。

 ここで、続く綛田小瑛内野手との対戦。1ボール2ストライクからの5球目、外角に外した直球を、三浦諒太捕手(3年)が痛恨のパスボール。投手戦が続く中で痛恨の1点を失ったが、「やってしまったのはバッテリーの責任。それに一番重いのは自分の投球。自分が悪い」と捕手をかばった。

 「自分が一番高い場所に立っているので」と、マウンド上で幾度となく笑顔を見せていた若山だが、試合後のサイレンを聞くとベンチで号泣。「自分が冬にやってきたことに対して…。チームを勝たせられなかった悔しさ。信頼して最後まで投げさせてもらったのにも関わらず、こういう結果に終わってしまった悔しさです」と理由を語った。

 村中監督は「どんな舞台でも投げられることを証明してくれた」と賛辞を送ると、若山は「この試合で勝ちきれなかったのは、勝負強さと集中力がまだ足りなかった。気持ちの隙、制球力を磨いてまた、夏の甲子園に戻ってきたい」とリベンジを誓って聖地を後にした。

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