楽天・銀次が語る役割 野球教室の活動で「被災地からプロ野球選手を出す」

 6回、横尾の適時二塁打で生還し、ナインに祝福される銀次(手前)=撮影・西岡正
 6回、遊前内野安打を放つ楽天・銀次(撮影・西岡正)
 6回、横尾俊建の適時二塁打で本塁へ走る楽天・銀次(左)=撮影・西岡正
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 「オープン戦、楽天8-5ロッテ」(11日、静岡草薙運動場硬式野球場)

 岩手県出身の楽天・銀次内野手(33)が、東日本大震災から10年を迎えたことに際し、被災地への思いや東北に本拠を置いて戦うものとしての使命を語った。この日は「5番・指名打者」でスタメン出場。4打数1安打ながら、内野安打を全力疾走でつかみ取り「全力でやっている姿を見て元気になってほしい」という姿勢を早速体現した。

 この10年、継続的に被災地への支援を続けてきた。「今日で10年ですか」としみじみと語り、「毎年被災地にいっていろいろ見てるんですけど、街も結構きれいになってきている。ただ、人の心はそんな簡単には戻らない。その中で自分は何が出来るのかって考えながらやっていかないといけないと思ってます」と決意を改めた。

 球団の一員としても一個人としても自らが果たすべき役割を自問自答している。その中の一つが、こどもたちへの野球教室だ。現在は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、積極的な活動はできないが、「できるようになったら、やっていかなければならない」と決意。「被災地からプロ野球選手を出す。そしたら盛り上がる」と力を込めた。

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