ソフトバンク・川島3打数3安打 “左キラー”今年も健在
「オープン戦、ソフトバンク-巨人」(10日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの左キラーは今年も健在だ。川島慶三内野手がこの日の3打席すべて左投手と対戦し、3打数3安打をマークした。
2番二塁でスタメン。初回の第1打席は巨人先発の今村の144キロ直球を中前に弾き返した。三回の2打席目も今村の直球を強振した。痛烈なライナーとなった打球は巨人三塁手・岡本のグラブを弾き飛ばした。勢いは衰えることなく、そのままレフト前へ転がっていった。
そして六回の第3打席は巨人2番手・高梨のスライダーを左前に運んだ。ここで代走・牧原大が送られ、お役御免となった。
37歳のベテラン右打者は昨季、対右投手の打率・182に対して左腕相手には・317の好打率をマークした。ムードメーカーとしてだけでなく、ここ一番できっちり結果を残す頼れる男。今季も頂点を狙うソフトバンクに欠かせない存在だ。