「オープン戦、ＤｅＮＡ９－５日本ハム」（９日、横浜スタジアム）

　ＤｅＮＡが１１安打９得点で日本ハムに快勝した。

　初回、先発の阪口が中田に先制３ランを浴びた。しかし、その裏、佐野の犠飛と宮崎のオープン戦第１号２ランで同点に追いついた。

　６日、７日のオリックス戦では２試合連続無得点に終わったが、１９イニングぶりの得点でＤｅＮＡ打線に火が付いた。二回には打者１１人の猛攻で６点を奪った。

　打っては「２番・二塁」で先発出場したドラフト２位・牧秀悟内野手（２２）＝中大＝が４打数３安打２打点と大暴れ。二回１死二、三塁では「くわさん（桑原）が送ってくれて、最低１点。犠牲フライでもいい」と打席に立った牧は日本ハムの先発・河野の１４２キロの直球を強振。勝ち越しの２点適時二塁打を放った。

　初めて２番で牧を起用した三浦監督は「非常にいい働きをした。（開幕スタメンの）可能性はあります」とルーキーの活躍にさらなる期待を寄せた。