楽天・マー君 6日中日戦登板へ「素直に楽しみ」 4イニング予定、有観客に期待感

 楽天の田中将大投手(32)が5日、2番手で登板する6日の中日とのオープン戦に向けてバンテリンドームで最終調整を行った。4イニングを投げる予定で、7年4カ月ぶりの日本での有観客試合に期待感を口にした。

 歓声もない。鳴り物による応援もない。それでもマー君はファンの目の前で腕を振ることに喜びを感じている。「素直に楽しみ」。観客数が5000人に制限される中ではあるものの、気持ちの入り具合は「全然違いますよ」と腕をまくった。

 同球場のマウンドに上がるのは2012年3月25日のオープン戦以来。「傾斜がきついイメージは過去の経験からある」と語り、練習前にはマウンドでシャドーピッチングを繰り返し、感触を確認した。

 沖縄での実戦登板2試合では、軟らかいマウンドを気にするそぶりも見せていた。「沖縄のグラウンドを下げる意味ではなく、単純に比較すると、こっちがいいですね」と素直な思いを吐露し、より硬さのあるマウンドで適応を進めていく。

 開幕2戦目でのNPB復帰後初登板も決まり「ワクワクしている」と田中将。順当にいけば調整登板は残り3回。ファンの後押しも受けながら状態を上げる。

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