オリックスの張奕&沢田が実戦初登板 中嶋監督「今、評価はしていない」

 「オリックスB組紅白戦、白組1-4紅組」(19日、清武第2球場)

 C組として大阪で調整を続けてきたオリックスの張奕投手と沢田圭佑投手が実戦初登板した。

 白組の先発・張奕は1回2安打2失点。先頭のドラフト3位・来田(明石商)にいきなり左翼線二塁打を許すと小田四球などの1死二、三塁から若月に中前適時打で2点を先取された。続く稲富は直球で空振り三振、若月の走塁死で1イニングを終えた。

 「8割直球です。まっすぐを試して見たかった。感じとしては悪くないです。高めが良かった。低めはまだバラつきがあるので修正していきたい。次は精度を上げていきたい」

 2番手の沢田は先頭の山足に四球を出したが、フェリペ、勝俣を連続三振。盗塁死もあり三者凡退で終えた。

 中嶋聡監督は「ボール自体は見ていていい感じに見えました。今、評価はしていない。この時期なんで投げられるか投げられないかの問題だけ。投げられる投手が増えたというのは非常にプラス。それだけですね。大阪でしっかり調整してきて実戦形式でこうやって投げられたというのはいいことだと思う」と話した。

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