ヤクルト・村上、調整遅れ不安なし 走攻守での活躍に高津監督ご満悦

 「ヤクルト紅白戦、白組1-4紅組」(15日、ANA BALL PARK浦添)

 ヤクルトの村上宗隆内野手(21)が、チームの初実戦となった紅白戦で走攻守に活躍した。1月の自主トレ中に新型コロナウイルスに感染し、調整遅れの懸念もあった中で不安を一掃した。

 紅組の「4番・三塁」で出場した村上。1点を追う二回に外角へ浮いた速球を逃さず左前打とし、すかさず二盗に成功。後続の適時打で同点のホームを踏んだ。

 その後の2打席も四球で出塁。課題の三塁守備では緩いゴロを軽快にさばくなど、アクシデントの影響を感じさせなかった背番号55。当初は17日の練習試合・DeNA戦で今季初実戦を迎える予定だったが、「開幕に向けていいスタートを切れるようにやっていきたい」と前倒しするほど、状態は上がってきている。

 高津監督は「普通のプレーなんだけど、それでも守備で成長の跡が見られると悪い気はしない」とご満悦だった。最下位からの巻き返しへ欠かせないツバメの主砲が、順調なキャンプを送っている。

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