オリックス・山本 直球進化へ変化球交え38球、頓宮「伸びもあり、かなり良かった」【NPB】

 「オリックス春季キャンプ」(4日、宮崎)

 オリックス・山本由伸投手(22)が、初めてブルペン入りし、頓宮を相手に変化球も交え38球を投げた。

 「初日としては結構いいボールを投げられた。今の時点でも強いボールは投げられていると思う。まだまだ全体的に強いボールを投げられると思うので1カ月かけてじっくりやりたいです」

 目指すのは直球のさらなる進化だ。昨季のMAXは156キロ。直球の奪空振率は19年の6・9%から11・8%と飛躍的に伸びたが、今季はその上を行くつもりだ。(データは共同通信デジタル)

 受けた頓宮も「きれいなまっすぐで伸びもあり、かなり良かった。高めもそうですけど、低めにいっても空振りを取れると思います」と威力を証言した。

 中嶋監督は「(ブルペンで)見なくてもいい投手。強いて挙げるなら1年間ずっとというのがない。1年間投げきってくれることで数字は自然と付いてくるもの」と全幅の信頼を寄せた。

 5年目の右腕がどこまで成長を見せるのか、期待しかない。

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