ヤクルト・青木 コロナ禍に負けん!隔離中に出来なかった打撃練習を消化

キャッチボールクラシックで笑顔を見せた青木
 打撃練習するヤクルト・青木(共同)
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 「ヤクルト春季キャンプ」(3日、浦添)

 ヤクルトの青木宣親外野手(39)が、キャンプ3日目にして初めてスパイクを履いて打ち込んだ。ランチ特打では一番にグラウンドに現れ、フリー打撃後にティー打撃を繰り返すなど「振り込みたい」というテーマを消化した。

 1月のチームメートとの合同自主トレ中、村上が新型コロナウイルスに感染し、青木らは陰性ながら濃厚接触者に認定されて、宿泊先のホテルでの隔離生活を強いられた。

 「厳しい2週間になるけど、大事な2週間にもなるから。頑張っていこう」-。隔離前に後輩たちに送ったというLINEだ。

 合言葉は『前を向こう』。ホテルで過ごした1月の2週間は、リモートでのトレーニングに充てた。時間を区切ってインストラクターとマンツーマン練習。バットは振れなかったが、「絶対にマイナスじゃないから」と個々が弱点強化に努めた。

 目指すは最下位からの脱却。「自分がしっかり活躍すること、そしてやっぱりチームが優勝することですね」。見据えるゴールに真っすぐ突き進む。

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