【12球団ルーキー列伝】田中将大 まさかの最下位にトホホ…
初日はトホホだった!?楽天のドラフト1位・田中将大投手(駒大苫小牧)が新人8選手中、持久走でまさかの最下位。新人合同練習がスタートした2007年1月8日。思わず「走るのは苦手」と苦笑いを浮かべた。
コースはフルスタ宮城(当時)の両翼12往復。約4.5キロの距離で、6選手に周回遅れにされてしまった。「今までとは、きつさが違いました」。初日は、キャッチボールやウエートトレーニングのメニューもあり、約4時間にわたり体に刺激を与えた。
一方、持久走最下位の田中について、野村克也監督は「私も持久走は苦手だった。そんなことは全然、問題じゃない」。体力面で不安をのぞかせた黄金右腕だが春季キャンプは1軍切符を勝ち取った。