ロッテ・ドラ2中森 2軍Cで鳥谷から経験を吸収 投手の嫌な部分「聞きたい」【NPB】

 ロッテのドラフト2位・中森俊介投手(18)=明石商=が19日、憧れのレジェンドへの“弟子入り”を志願した。この日、2月1日からの石垣島キャンプ1軍メンバーが発表。高卒右腕は2軍スタートがとなったが、同じく2軍調整の鳥谷敬内野手(39)らベテランへ積極的に助言を求めていく姿勢を示した。 

 ルーキーだからといって遠慮せず、大先輩の懐へ入っていく。中森にとってプロ入り初のキャンプは2軍からの鍛錬が決定。ただ、「ここからが勝負なので。いまはとにかくはい上がるだけ」と悲観していない。むしろ、チャンスに変える。

 同じく2軍キャンプのメンバーには、鳥谷らベテラン勢が名を連ねている。「吸収できることがあればしないといけない」と投手、野手の垣根を越えて自らアドバイスを聞き、成長に生かしていくことを誓った。

 特に気になるのが6月に不惑を迎える背番号「00」の考えだ。兵庫・丹波篠山市出身の中森にとって、2019年まで阪神の中心選手として活躍した鳥谷は「スーパースターというか自分にとってはテレビの中の存在」と幼いころから崇拝する選手。臆せず教えを請う覚悟はできている。

 「どういうところに投げてくるピッチャーが嫌なのかだったりとか、どういう雰囲気のピッチャーが嫌なのかとか。そういうのを聞いてみたいです」。強敵から安打を積み重ねてきた経験値は最高の“教材”だ。

 ロッテ浦和での新人合同自主トレでは、チーム方針でブルペン入りはしなかった。「しっかり体を作って、いざ試合に出たときにしっかりアピールできるように」。慎重に調整しつつ、大胆にプロの極意を学んでいく。

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