菅野 肌で感じたメジャー移籍動向「市場が動いていないというのもあったと思います」

 ポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を断念し、巨人残留を決めた菅野智之投手(31)が10日、リモート取材に応じた。ダルビッシュ有投手、前田健太投手からアドバイスを得たことに感謝をし、自身の肌で感じたメジャーへの移籍事情についても語った。

 ダルビッシュ、前田の両投手とコミュニケーションをとっていたことについては、詳細な具体的な内容について明かすことは控えたが、「本当に僕が判断する上ですごく参考になりました」と第一線で活躍している立場から見た、メジャーの現場について話を聞けたことを感謝していた。

 「自分も初めて直接交渉する場に立った」といい、「どのチームもすごく獲得したいというふうに心から言ってくれたと思います」と、複数球団からオファーを受けたことを振り返った。「次のステップに行く上において、自分の野球人生にプラスになったと確信しています」と総括した。

 米球界の移籍市場については、「自分が想像していたものとちょっと違っていたのは確かに感じました。市場が動いていないというのもあったと思います」と感じた。「なかなか、決まるべき人が決まってくれれば、また状況も変わったんでしょうけど。僕の場合は期限が30日間というのは決められているので。それが自分の中ではもうちょっと時間があればなと思ったというのが、事実あります」と、自身の立場を踏まえた感想を語った。

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