オリックス・中嶋監督“吉田2番構想” 得点力不足解消へ「臨機応変に」
オリックス・中嶋聡監督(51)は3日、今季の打順について、吉田正尚外野手(27)の2番構想を明かした。
昨季はチーム打率がリーグ4位ながら、442得点は同最下位。得点力不足の解消のキーマンは主砲にあると考える。
「タイプ的には3番だと思う。そうなると4番を誰が務めるのか。1番が出て、2番が送っても歩かされる。だったら2番に置いて一、三塁をつくる」
吉田正の昨季の敬遠数はリーグ断トツの17。得点圏に走者を置いても勝負してもらえなければ意味がない。メジャーで主流となっている“2番最強打者説”の通り、「2番・吉田正」の可能性は十分にあるというわけだ。
「臨機応変に考えたい。どこに置いたら得点力が上がるのか。4番だったら(前に)出塁率が高いヤツを並べて構成して、勝負せざるを得ないようにする。前後のバランスを考えたい」
昨季の首位打者を最大限に生かすオーダーを模索する。