巨人 外国選手の12球団統一ルール提案 新規入国一時停止で「不公平になる」

 巨人の大塚淳弘球団副代表(61)は28日、新型コロナウイルス変異種流行により、来年1月末まで全ての国、地域からの新規入国の一時停止を受けたことへの対応策について言及。この日からビザの新規発給も停止されており、外国人選手の入国に関して12球団で統一したルールを決めることを提案した。

 助っ人の来日が大幅に遅れる可能性が浮上した球界に一石を投じた。大塚副代表は「ビザを残している人は来れて、残していない人が来れないのは不公平になる。外国人をどうするかということは決めなくてはいけない」と提唱した。

 契約を更新した外国人選手で就労ビザの期限が残っていれば、制限解除後に一定の条件を満たせば入国は可能になる見通し。しかしビザの期限が切れた選手や、巨人を含め新外国人選手が未決定の場合、諸手続きが制限解除後になるケースが予想され、来日がずれ込む可能性が浮上する。

 その場合、2月のキャンプに参加できないなど、調整の差が出ることを巨人サイドは危惧。「ウチも来れる選手は何人かいるんだけど、12球団がきちっと調べてNPBでそこはうまくやってもらいたい」と要望した。

 近年は助っ人の活躍が優勝を左右するだけに「アンバランスにならないように考えないといけない」と同副代表。球界全体で最善策を見つけ出す。

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