オリックス・宮城 能見から学ぶ!フルカウントからのボール球で空振り三振【NPB】

 オリックス・宮城大弥投手(19)が12日、入団が決まった能見篤史投手兼任コーチ(41)から“フルカウントの極意”を学びたい考えを示した。同じ左腕で経験豊かなベテランに助言を仰ぎ、成長につなげるつもりだ。

 聞きたいことは決まっている。能見の入団が決まった際、動画で先輩左腕の投球をチェックした。「3ボール2ストライクでもフォークを投げるシーンが何度もありまして」。あえてボールになる球種で空振り三振を奪った術に目を見張った。

 「自分はフォアボールが嫌なので、ストライクが取れる真っすぐかスライダーでしか勝負できない」。宮城自身も今季からフォークを投げ始めただけに、参考にしたいところ。他にも相手打者との駆け引きなど吸収したいことは多い。

 今季12球団高卒新人で唯一プロ初勝利を挙げた宮城。この日は大阪市内の球団施設で自主トレを行った。22歳年上ながら、今もなお現役の先輩サウスポーから投球術を会得する。

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