西武の増田達至投手(32)が4日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使した上でチームに残留すると表明した。オンラインで取材に応じ「このチームでもう一度やりたいという思いになった。少しでも恩返ししていければ」と思いを語った。球団からは来季以降も不可欠な存在として4年の大型契約を提示され、慰留されていた。
他球団の評価を聞いてみたい思いもあったというが、家族とも相談し「後悔のないように決断した。日本一を味わったことがないので目指したい」と残留を決意。権利を行使した理由を「4年後なら年齢的にも使うことはないかな」と語った。