DeNA梶谷&井納がFA行使 他球団調査の中で決断 球団は宣言残留を容認

 DeNAの梶谷隆幸外野手(32)と井納翔一投手(34)が27日、今季取得した国内FA権を行使することを表明した。この日、横浜市の球団事務所で申請書類を提出した。

 行使の理由について梶谷は「まず、宣言しても残留を球団が認めてくださった。その中で他球団の評価も聞きたいというところで宣言しました」と説明。「14年間、育ててもらってお世話になった」とチームへの愛着を口にした上で、他球団に求める部分は「野球選手として、人として、より成長できるか」と話した。推定年俸7400万円で補償が発生するBランクとみられている。

 井納は「来年、35歳で(FA権を)持っていてもしょうがないという部分もありますし、三原代表に宣言残留を許可していただいたので」と話した。他球団の評価や金銭面にこだわりはなく、推定年俸6100万円で補償が必要ないCランクと予想される。

 梶谷は巨人、井納も巨人、ヤクルトなどが獲得調査に乗り出している。三原球団代表は「マネーゲームをしないという方針が原則」とした上で「残ってもらいたいという思いを伝えた」と残留を要請。「これから他球団との比較をする中で疑問も出てくると思う。丁寧に話をして、コミュニケーションを取っていきたい」と粘り強く残留交渉を続けていく。

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