ソフトバンク救援陣が無失点リレー 工藤監督「しっかり準備を怠らないでやってくれた」
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「日本シリーズ・第2戦、巨人2-13ソフトバンク」(22日、京セラドーム大阪)
ソフトバンクが打線は15安打13得点、投手陣は盤石の継投策で5安打2失点に抑える完勝。今シリーズ2連勝、日本シリーズ記録を更新する10連勝を飾った。
鉄壁のリレーで、わずかなスキすら見せなかった。ソフトバンク・工藤監督は5点リードの六回、先発の石川が坂本、岡本に連打を浴び、1死一、二塁としたところで交代を決断。左の丸、亀井を迎えた2番手・嘉弥真に交代した。
嘉弥真は丸を三振に仕留めると、巨人ベンチの代打・石川に対し、三番手高橋礼を投入。代打の代打・田中俊に四球を与えたが、続く中島を三振に仕留めてピンチを脱した。
味方打線がリードを広げる中で、七回は岩崎、八回は杉山、九回は椎野が無失点に抑える投球。リリーフ陣は巨人打線を完全に封じ込んだ。
工藤監督は「この日のためにしっかりと準備を怠らないで、ここまでやってくれたことが、きょうのようにリリーフ陣も0で抑えることができたと思う。よくやってくれたと思います」と目尻を下げた。