ヤクルト・高津監督 己の武器磨け フェニックスL11失点「結果は求めていない」
「フェニックス・リーグ、日本ハム11-2ヤクルト」(17日、ひなたひむかスタジアム)
ヤクルトの高津臣吾監督(51)が17日、みやざきフェニックス・リーグを視察した。日本ハム戦(ひむか)は投手陣が4被弾を含む13被安打で11失点と大乱調。それでも「今は何も結果は求めていない」と力説し、自身の武器を磨くことを求めた。
2年連続の最下位に沈み、戦力の底上げは急務。だからこそ指揮官は「失敗してもいい」と話す。11月末まで与えられた実戦機会。「練習試合はいろいろ試せて、発見できる場所。自分の特長、スタイルを色濃くしてほしい」とそれぞれのカラーを出すよう説いた。
先発で5回4失点だった2年目左腕の久保には「左打者に対して優位に進めていかないと」と修正ポイントを指摘。「どうやったら1軍に入っていけるのか。考えながらマウンドに上がってほしい」。来季以降の飛躍につなげる秋にすることを願った。