プロ野球来春キャンプ実施へ NPBが自治体と協議「前向き対応」

 プロ野球の斉藤惇コミッショナー(81)は16日、来春のキャンプについて、例年通りの実施を目指して宮崎や沖縄など自治体と協議していることを明かした。この日開かれた新型コロナウイルス対策連絡会議後のオンライン会見で「NPBとしては地方自治体と連絡を取っています」と話した。

 新型コロナの感染拡大により、例年通りキャンプを行うことが不透明な状況だったが、実施するに当たってさまざまなリスクを勘案。大きな課題の一つはキャンプ地の医療機関や検査態勢に負担をかけないことで「医療体制を含めて対応できるかどうか、最悪なことが起きても大丈夫か検証している」と同コミッショナー。地域医療を守りつつ実施していく方法を、自治体を交えて検討している。

 話し合いにおける自治体の反応について、同コミッショナーは「前向きに対応をいただいている」とした。例年は多くのファンが詰めかけるが、その対応なども含めて、今後詰めていくことになる。

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