一茂 ミスター引退試合は歯医者…始球式も断る「大事な日だって伝えられてなかった」

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が15日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、父で国民的英雄だったミスタープロ野球・長嶋茂雄氏の引退試合に行かなかったことを明かした。

 番組では阪神・藤川球児投手の引退試合についてトーク。その流れでミスターの伝説的な引退試合の話題になったが、当時、小学校3年生だった一茂は「歯医者に行ってましたよ。だって歯が痛かったんだもん」と仰天告白した。

 「僕、大事な日だって伝えられてなかったですよ」と、その日が引退試合であることを知らされていなかったと説明。「お前、始球式やらないかって言われたんですよ、最後の試合で。それが後から考えてみたら父親の引退試合ということで。やんないよそんなもんって言って、僕は歯医者に行ったんですよ」と、事情を知らないため、始球式も断っていたと明かした。

 歯医者では、歯科衛生士が涙しており、「お姉ちゃん、なんで泣いてるの?」と聞いたところ、「なんでって、あなたのパパ引退試合なのよ、今日」と言われ、初めてその日が引退試合だと知ったという一茂。「そういう家族なんで、申し訳ない」と、淡々と振り返っていた。

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