ロッテが4年ぶりCS進出 執念継投策、六回1死満塁1人1殺 藤岡が決勝4号ソロ
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「ロッテ8-2西武」(8日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが逆転勝利で2位を確定させ、16年以来4年ぶりのCS進出を決めた。
2点を追う三回、西武先発・松本を攻略。スパンジェンバーグのタイムリーエラーと菅野の適時打で同点。四回2死から藤岡の4号右越えソロで勝ち越した。
執念の継投策で勝利をたぐり寄せた。先発・小島を2回2失点で降板。三回には勝ちパターンの小野、四回からは岩下をマウンドに送った。
1点リードの六回は岩下が3四死球で1死満塁のピンチを招くと、東條にスイッチ。東條は愛斗を空振りの三振に仕留めて降板。続く呉は唐川が空振り三振に斬って大ピンチを脱した。
その裏には待望の追加点。2死一、二塁から荻野の一塁適時内野安打と敵失で2点を追加。さらに2死三塁とし、藤原が左中間に適時二塁打を放ち、計3点を奪い4点差とした。
七回はハーマンが三者凡退2三振。八回は沢村が抑え、九回は守護神・益田が締めくくった。全員で歓喜のエアタッチをかわした。
CSは14日からペイペイドームで開催。3勝先取制で行われ、パ・リーグ覇者のソフトバンクに1勝のアドバンテージが与えられる。