巨人・原監督 4連敗もV王手 守乱、投壊に苦笑い「そうですね」

 「DeNA10-6巨人」(28日、横浜スタジアム)

 セ界のトップを独走してきた巨人の強さはどこに-。守乱に投壊で4連敗を喫し、今季初の月間負け越しが決定。2位の中日が負けてマジックは2に減り王手をかけたが、原監督の表情は冴えない。試合後の会見では「そうですね」を連発。「(何を聞かれても)きょうは『そうですね』しかない。『そうですね』という日が一日くらいあってもいいじゃない」と苦笑した。

 岡本が同点3ランを放った直後の三回。先発の高橋が伊藤光に勝ち越しの2点適時三塁打を献上して降板すると、左翼でプロ初スタメンの増田大が痛恨の2点適時失策を犯した。梶谷の浅い飛球をグラブの先ではじき、放心状態。指揮官もうなだれた。

 「フォローのしようがないね。ちょっと軽率と言われても仕方ないでしょうな。野球というのは厳しい世界だから」。増田大は八回にもエラーを記録。「風景を変えていった」という1番起用には全打席出塁の3盗塁で応えたが、指揮官の評価は厳しかった。

 三回途中から救援陣で懸命にバトンをつないでも八回に防御率1点台の高梨が2失点(自責点0)。投手全体で3試合連続2桁安打を許しており、負の連鎖を断ち切れない。

 元木ヘッドコーチは「選手もみんな頑張っている。乗り越えていかないとね」と奮起を促した。早ければ29日にも歓喜の瞬間が訪れる。「まずはリーグ優勝しよう」。ヘッドの言葉が響く。思いを一つに、勝利で決める。

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