天理が大接戦を制す エース達が1失点完投13K 次戦は大阪桐蔭と激突

 9回1失点13Kで完投した達(撮影・永井優花)
 9回を1失点13Kで完投した達(撮影・永井優花)
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 「秋季高校野球近畿大会・1回戦、天理2-1乙訓」(24日、わかさスタジアム)

 昨秋近畿王者の天理(奈良1位)が乙訓(京都2位)との接戦を制し、センバツ当確へ王手をかけた。

 熱い投手戦に投げ勝った。天理のエース・達孝太投手(2年)が、9回を5安打1失点で完投。「真っすぐを軸にスライダーなどでカウントが取れた。調子はよかったです」と三回には3者連続三振を奪うなど、驚異の13奪三振を披露。最速145キロの直球とキレのあるスライダー、フォークで三振の山を築いた。チームは打線がつながらず苦しんだが、1-1の九回に6番・堀内太陽内野手(2年)が決勝三塁打を放ち、達の好投に応えた。

 次戦の相手は、昨秋の近畿大会・決勝で死闘を繰り広げた大阪桐蔭。この試合で、1年生だった達は初の公式戦先発を果たし、大阪桐蔭打線を7回まで2失点に抑える好投を披露。一躍、注目を集めるきっかけとなった。「打ってくると思うので、どれだけ真っすぐで押せるかだと思う。今日以上に気を引き締めていきたい」と意気込んだ右腕。自らの手で、センバツへの切符をつかみ取る。

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