DeNA・ラミレス監督が退任 後任に三浦大輔2軍監督 優勝可能性消滅

 DeNAのアレックス・ラミレス監督(46)が今季限りで退任することが23日、分かった。就任5年目の今季はここまで50勝52敗5分け、借金2の4位と22年ぶりのリーグ優勝を逃した。後任には三浦大輔2軍監督(46)が有力視されている。

 この日は広島に2-0で勝利したが、巨人が阪神に勝ったため優勝の可能性が消滅。指揮官は「もちろん、優勝するチームは一つで、それを逃した。これはリーグ戦で起こり得ること。いい準備をしてシーズンに臨みましたが、残念ながら優勝できなかった」と悔しさをにじませた。

 「デー・バイ・デーベースボール」をテーマに掲げ、日々柔軟に変化させていく采配を振ったが結果につながらなかった。開幕投手を務めたエース今永は左肩違和感で8月に戦線離脱。守護神・山崎は不振に苦しむなど主力が力を発揮できなかった。チーム打率リーグトップで一発の破壊力もある打線は、シーズンを通して残塁の多さに悩まされた。

 今季は残り13試合。ラミレス監督は「まだ2位の可能性はあるので、プランBで次の目標に向かって頑張っていきたい」と力を込めた。過去4年でAクラス入りは3度。最後までベストを尽くしていく。

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