オリックスCS完全消滅 中嶋監督代行「ちゃんと最後まで戦わないといけない」

 「楽天6-3オリックス」(22日、楽天生命パーク宮城)

 オリックスは六回にジョーンズの3ランで2点差に迫るが、八回に2番手・鈴木がロメロにこの試合2本目となる一発を浴び突き放された。

 今季60敗目でCS進出の可能性が完全に消滅。6年連続でCS進出なしとなった。

 中嶋聡監督代行は先発・田嶋の五回の投球に苦言を呈した。無死一塁から鈴木大のバントを併殺に打ち取ったにもかかわらず浅村、島内を連続四球のあと、ロメロに3ランを浴びた。

 「もったいないというよりもバント失敗をゲッツーにしてもらって、その後に四球、四球でホームランですからね。正直、そこはダメなところですよね。今日の完全なるポイントになってしまった」

 ロメロに2発を許す痛恨。

 「昨日も打たれましたからね。失投をしっかり打たれているのも、もちろんある。まだ足りないところですね。ピッチャーもそうですし、その攻め方もそうですし、慎重に入らないといけないところを簡単に入ってしまったというのは課題になると思う。調子の良いバッターにどうするのか、やられているバッターに対してどうするのか。非常にポイントになっていくので、全員でやっていかないといけない」

 逆に攻撃は六回に2死から3点を奪った。

 「欲を言えば最初から行けたのかなと。最初から行かなきゃいけなかったですよね。昨日の感じのままで入りたかったですよね。序盤で得点していかないと。先制して、余裕を持って行かないという感じですよね。(ビジターは)こちらから攻撃が始まる訳ですから。その中で先制するというのを、これからはやっていきたいですよね」

 CSの可能性が完全に消え、目標設定が難しくなるところ。

 「この前も言ったように、これだけ負けてる訳ですから。いつかなくなること。来年が始まっているつもりでやるしかない。シーズン最後まで、前を向いて“どうやったら勝てるのか”を全員で考えないといけない。目標がなくなった訳じゃないのでね。目標が来年にも続いていく訳なので。今からでも、僕らはやっていかないといけない。何かをつかんで、どうしたら形になるのかを考えていかないといけないですし、自分たちがどういう目標を持たないといけないのかを考えないといけない。ちゃんと最後まで戦わないといけないと思います」

 中嶋監督代行就任から53試合で23勝27敗3分けとなった。

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