巨人・原監督 6回無失点の戸郷を評価「チームの勝ちとは違ったものとも戦っている」

引き分けに終わり、ナインを迎える戸郷(中央)=撮影・中田匡峻
6回、満塁のピンチを脱しグラブをたたく巨人・戸郷(撮影・金田祐二)
6回を投げ切った巨人・戸郷(後方右)は宮本コーチとグータッチ=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「ヤクルト1-1巨人」(20日、神宮球場)

 巨人が最終回の継投策が裏目に出て逃げ切りに失敗。引き分けに終わり、2位中日も勝利したためマジックは7のまま変わらなかった。先発の戸郷が6回無失点の好投。新人王のライバルの広島・森下に1勝差をつける9勝目の権利は同点劇によって消えた。

 三振も奪えば四球も与える“怪投”ながら、力のある球でヤクルト打線を封じた。6回134球を投げて3安打、6四球と走者を出しながら、9三振を奪い無失点だった。

 原監督は粘りの投球を見せたことに「懸命にね、彼はチームの勝ちというものとは違ったものとも戦っているというね。その分、何とか、というのはあったんだけどね。そういうことになりましたね」と振り返った。

 初回は3四球を与え2死満塁のピンチ、三回も2四球を与えながらともに無失点。五回は山崎、青木、山田哲を3者三振に仕留めた。

 先制の1点をもらって迎えた六回は2死満塁のピンチを招いたが、代打西浦をオールストレートで空振り三振に仕留めてガッツポーズ。原監督は「そうですね。よくあれ、真っすぐで投げきりましたね。まあ、大城と2人の連携でしょうけどね」と評価していた。

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